花ひらき、今ここを天国に。
今回は、インナーチャイルドを癒す方法『お手紙セラピー』をご紹介します。
インナーチャイルドを癒すと、インナーチャイルドが笑顔になるので、心の安心感が大きくなります。
そして、人間関係はもちろん人生全体も好転し始めます。
インナーチャイルドを癒したい、幸せになりたい人にお勧めです。
こちらも合わせてどうぞ。
インナーチャイルドって何?
お手紙セラピー。
どんなワークでしょう?
出さない手紙を書くことで、インナーチャイルドに出逢い、チャイルドを癒します。
簡単なのに、とても癒されるワークです。
(私も随分お世話になりました)
実はセッションでこう仰る方が多いのです。
「子供の頃、親に〇〇と言われて傷つきました。」
この気持ち、わかります。
なぜなら、かつての私も同じことを言っていましたから。
そして、
この言葉はこういうことなのです。
「子供の頃、親に〇〇と言われて傷つきました」
↓↓
「大人になった今も、傷ついたままの子供の私(インナーチャイルド)がいます」
「大人の私の人生に、インナーチャイルドがマイナスの影響を与えています」
なので、
インナーチャイルドを癒すと人生が好転する、ということなのです。
「人生が好転する時が来ています!」ということなんです。
インナーチャイルドはどこにいるか知っていますか?
インナーチャイルドは子供の頃の記憶なので、ふだんは潜在意識(深層意識)にいます。
潜在意識は自覚出来ない意識です。
なので、インナーチャイルドが人生に影響を与えていると気づく人は少ないのです。
また、潜在意識は意識の95~99%を占める意識。
なので、インナーチャイルドが癒されると潜在意識が癒されます。
だから、人生が好転するのです。
こちらも合わせてどうぞ。
インナーチャイルドって何?
顕在意識・潜在意識
では、お手紙セラピーをご紹介します。
ただし、トラウマがある方にはお勧めしませんのでご注意ください。
コントロール出来ない感情が出てくることがあり、専門のカウンセラーのもとで癒されることをお勧めします。
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【お手紙セラピー】
《お手紙セラピーの目的》
・インナーチャイルドに気づく
・インナーチャイルドを癒す
《得られるもの》
・インナーチャイルドが癒される
・潜在意識のネガティブ浄化
・インナーチャイルドに信頼される
・愛の記憶が蘇る
・人間関係の好転
・人生の好転
・波動が上がる
・引き寄せ力UP
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《用意するもの》
・ペン
・便箋
・ひとりになれる空間と時間
●ステップ1.
誰への手紙か決める
お母さんへの手紙か、お父さんへの手紙か決めます。
●ステップ2.
書き出しに「お母さん(お父さん)へ」と書く
子供の頃、「ママ・パパ」「おかあちゃん・おとうちゃん」と呼んでいたら、その呼び方で。
●ステップ3.
気持ちをありのまま手紙に書く
子供の頃のことでも、現在のことでもいいので、親に言いたかったこと、言えずにしまい込んだ気持ちなどを全て書きましょう。
例えば、こういった気持ちです。
「寂しかった」
「甘えたかった」
「あれは傷ついた」
「あれは腹が立った」
「こうして欲しかった」
「こう言ってほしかった」
「お母さん(お父さん)なんか嫌いだ!」
《ポイント》
心に溜め込んできた気持ちを全て手紙に書き出す(吐き出す)。
誰にも見せない出さない手紙なので、赤裸々、罵詈雑言もOK(むしろ、その方がいいです)。
●ステップ4.
インナーチャイルドに寄り添う
目の前に自分のインナーチャイルド(2~6歳)が居るとイメージします。
次に、インナーチャイルドに『大人の私』が寄り添い言葉をかけていきます。
例えば、
「寂しかったね」
「甘えたかったね」
「そう思っていたんだね。わかったよ」
こんなふうにインナーチャイルドの気持ちを受け取り寄り添う言葉をかけます。
インナーチャイルドを抱きしめたり、よしよし出来るならしてあげましょう。
インナーチャイルドは、気持ちを受け取ってもらえると「わかってもらえた」と感じ安心します(癒されます)。
気持ちが穏やかになればワーク終了です。
《ポイント》
「私が私の世界で1番の理解者になる」と決めて、インナーチャイルドのネガティブな気持ちを受け取る。
インナーチャイルドのネガティブな気持ちをジャッジしたり、褒めたりしないで、『大人の私』は「そう思っていたんだね」と寄り添い受け取る。
◎インナーチャイルドが怒っている
怒りは本当の気持ちを隠すための感情です。怒りの下に隠した本当の気持ちを見つけましょう。
本当の気持ちに寄り添った時、インナーチャイルドは「わかってもらえた」と安心し癒されます。
本当の気持ち:寂しい・不安・心配・苦しい・嫌だ・甘えたいなど繊細で弱々しい気持ち
◎気持ちが出てこない
優等生・頑張り屋さん・良い子・長男長女・弱音を吐かない子だった場合、感情を抑え込む癖があることが多く、それが気持ちが出て来ない原因になっています。
でも、お手紙セラピーをしようとしたのは、気持ちを出す準備が整ってきた証拠ですから、気持ちが向いた時に再度やってみてください。
※2023.12、ワークの手順など改良致しました。
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いかがでしたか?
インナーチャイルドに会えましたか?
インナーチャイルドは安心しましたか?
インナーチャイルドが癒され安心するには、「私が私の1番の理解者になる」と決めることです。
『私が私の1番の理解者になる』
なぜなら、
自分を1番癒せるのは自分だからです。
生まれた時からずっと一緒にいるのは自分ですから。
そして、私が私の1番の理解者でないとしたら、とても悲しいことではないでしょうか・・・。
「私が私の1番の理解者になる」と決めてくださいね。
こう決めると、あなたは安心すると思いますよ。
最後に。
お手紙セラピーをすると、不思議なことに幸せな記憶が蘇ってきます。
「そういえば、父に肩車してもらったな」
「そういえば、母のお弁当美味しかった」
「そういえば、あそこに旅行に連れていってもらったな」
こんなふうに幸せな記憶、愛された記憶が蘇ってきます。
ネガティブ感情が、幸せな記憶、愛された記憶を蓋しているのかもしれませんね。
もしよかったら、
「愛された記憶をもっと思い出したいな」と思ってみてください。
すっかり忘れていた幸せな記憶、愛された記憶も蘇ってきますよ。
私も思い出したひとりです。
過去のお手紙セラピーご感想です。
「ありがとう」がどんどん出てきて
父への手紙。悲しみが生まれた理由がわかりました
インナーチャイルドは幼い頃の自分です。
ぜひ会いに行ってあげてください。
笑顔にしてあげてくださいね。
あなたのチャイルドが笑顔になりますように。
こちらのワークもお勧めです。
人間関係を癒すワーク
2017.5.22の記事を加筆修正して再掲載致します。