花ひらき、今ここを天国に。
今回は、お手紙セラピーのご感想をご紹介させていただきます。
セッションの中で亡くなったお父様にお手紙を書いていただきました。
お手紙を書いたことで、蓋をしていた気持ちに気づかれたのです。
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お手紙セラピー
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直子さん
父に手紙を書きました。
私は父のことが大好きでした。
私が小さい時から、父は会社の寮に単身で住んでいて、
休みの前の日に帰ってくるので、週に一度くらいしか会えませんでした。
でも、短い時間でも、父には愛されて大切に育てられ、沢山の愛をもらった記憶があります。
そんな事を思い出して、母の時より泣きました。
父が亡くなった時、母と父は別々の病院に同じ時に入院していて、
高校生の私は学校の帰りに学校から近い母の病院には毎日行けていたのですが、
冬で自転車で通っていた私は、遠い父の病院に行くのが億劫になってしまい、なかなか行かなかったのです。
寂しがりの父はすごくさみしい思いをしたと思います。
そして、父は死の間際、昔の記憶の中にいる感じで、私の事が分からない様子でした。
もっと私が看病に来ていたらこんな事にならなかったのに とすごく悔やみました。
なので、その時の事を謝って、
あの時のわたしには、あれが精一杯だったよね 頑張ってたよねとあの時のわたしに声を掛けました。
深く悲しんだ事、今十分に感じました。
それから、なぜこんなに悲しみが生まれたのかも分かりました。
私が寂しい 悲しいという事を表に出したら、母を悲しませるからです。
母が悲しい思いをしたらいけないと思って、
学校に行っても皆が気を遣わないように、気にしないふりをしたからです。
悲しさに蓋をしたからです。
だから、今すごく悲しみが溢れました。
お風呂に浸かって、気持ちを落ち着かせて来ます。
また、少し自分の気持ちが分かりました。
父に手紙を書いて良かったです。
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このメールにこのようにお返事させて頂きました。
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Mさんへ
いっぱい泣いてね。
いっぱいいっぱい泣いてね。
だって、それだけ愛していたから悲しいのではない?
悲しみだけ、大切に愛していたということ。
そして、同じだけお父さんもMさんを愛していたの。
今も天から愛してみえますよ。
お母さんの愛と同じように、お父さんの愛にも浸ってね。
愛されているMさん。
よかったね。
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お手紙セラピーは蓋をしてきた気持ちに気づきます。
手紙って、特別な力が働くんです。
昔から、大切な人に気持ちを伝えてきた手紙。
その長い歴史がエネルギーとなり作用しているからでしょう。
また、手紙を書くと、不思議と素直な気持ちが出てきます。
心の奥に蓋をした思いも、手紙を書くことで出てきます。
だからでしょう。不思議なほど深く癒されるのです。
深く癒されるのは、愛されていた、愛していたと、愛に気づくから。
戻りたかった愛に戻らせてくれるからです。
愛の反対は無関心と言われます。
嫌な感情が起こるのなら、それは、愛があるということ。
無関心な人には感情は起こりませんから。
嫌いだ!と思うなら、
「こうして欲しい(欲しかった)」という期待があるのではないでしょうか。
悲しい、寂しいと思うのは、
一緒に居たいという気持ちがあるからではないでしょうか?
そしてそれは、、愛したいという気持ちがあるからなのでは?
お手紙セラピーは不思議な力を持つワークです。
気になるようなら時が来ているのかもしれません。
ぜひ、やってみてください。
あなたの中の「愛」に触れられるかもしれません。