花ひらき、今ここを天国に。
今回は、「子供の愛のステージ」と「大人の愛のステージ」のお話です。
子供の愛のステージのままパートナーシップを育もうとすると上手くいきません。
愛を育むには大人の愛のステージに進むことがポイントです。
こちらも合わせてどうぞ。
幸せな関係を作る「7つの習慣」
子供の愛のステージ。
大人の愛のステージ。
さてどんなステージでしょう?
子供の愛のステージの人はこう考えます。
「愛とはいつもそばにいること」
(愛とはいつもそばにいてくれること)
「愛とは相手の世話をすること」
(愛とは私の世話をしてくれること)
大人の愛のステージの人はこう考えます。
「愛とはお互いの成長を促すもの」
心理学で愛のステージを学んだ時に思いました。
「愛とはいつもそばにいること」
「愛とは相手の世話をすること」
これって幼い子供が親に求めることと同じ。
だから子供のステージなのか。
でも、これを求めている大人多いよね、と。
(私もそうだ、ガーン)
すると、先生はこうも言われました。
「日本は子供のステージの人が多く、夫婦カウンセリングは自立がテーマになることが多いです」と。
朝ドラ(虎に翼)の中でこんなセリフがありました。
(昭和10年代のお話です)
主人公寅子のセリフ:
「男性は身の回りのお世話をしてもらいたくて結婚するのは許されるのに」
このセリフからわかるのは、
当時の男性の多くは子供の愛のステージということ。
(お母さんにしてもらっていたことを奥様にスライドですが、それが当たり前の時代だったのですね)
そして、女性も「女性は男性は身の回りのお世話をするもの」と思い込んでいたと思います。
ちょうどこの記事を書いていたのでシンクロに笑ってしまいました。
今は令和。
朝ドラは昭和10年代のお話。
でも、私たちはこの世代の影響を受けています。
親の夫婦関係を見て育つので、親の夫婦スタイルを無意識にインストールします。
そしてそれは、親から子へ孫へと大なり小なり引き継いでいるからです。
あなたのご両親はどちらの考えでしょう?
子供の愛のステージの考え?
大人の愛のステージの考え?
「愛とはいつもそばにいること」
(愛とはいつもそばにいてくれること)
「愛とは相手の世話をすること」
(愛とは私の世話をしてくれること)
ご両親が子供の愛のステージの考えが強いなら、あなたも受け継いでいるかもしれません(パートナーも)。
パートナーの関係で悩んでいるなら、どちらのステージか調べてみましょう。
方法:
パートナーに求めるもの(本音)を書く。
パートナーに怒った時を思い出し、なぜ怒りが湧いたのか、何をパートナーに言いたいか書きましょう。
・怒りが湧いた理由
・その時パートナーに言ったこと(言いたかったこと)
書いたものからパートナーに求めているものがわかり、あなたのステージがわかります。
※怒り以外のネガティブ感情が湧いた時を思い出して書くのでもOK
もし子供の愛のステージだったなら、大人の愛のステージに進みませんか?
大人の愛のステージは、
「愛とはお互いの成長を促すもの」
なのでこう考えてみましょう。
「お互いが成長するために出来ることは何?」
この質問で自分もパートナーも成長する新しい選択を見つけることが出来ます。
それを実践していくと大人の愛のステージに進むことが出来るのです。
ここまで読まれて気づいたと思います。
子供の愛のステージは『相手にもらおう』と考え、
大人の愛のステージは『お互いに与え合う』と考える。
大人の愛のステージが上手くいくのは『お互いに与え合う』からです。
こちらも合わせてどうぞ。
お勧め本「愛を伝える5つの方法」
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●子供の愛のステージ
『愛は貰うもの』と考える
「愛とはいつもそばにいること(そばにいてくれること)」
「愛とは相手の世話をすること(私の世話をしてくれること)」
※親に求めていることをパートナー求めている
●大人の愛のステージ
『愛は与え合うもの』と考える
「愛とはお互いの成長を促すもの」
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愛にはステージがあります。
子供のステージ。
大人のステージ。
あなたは今、どちらに居ますか?
『愛は貰うもの』⇒『愛は与え合うもの』
幸せなパートナーシップには、心の成長が必要だったのです。
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