花ひらき、今ここを天国に。
今回は、誰の心にもある承認欲求についてお話していきます。
ここ数年、承認欲求で悩む人が多く、原因のひとつにSNSがあると言われています。
SNSの「いいね!」ボタンによる他者承認を過度に望んでしまい、それが悩みになっているのです。
ではまず初めに、承認欲求とは何でしょう?
承認欲求とは、
「他者から認められたい」
「自分を価値ある存在として認めたい」という欲求のことです。
そして、承認欲求には2種類あります。
・他者承認欲求
・自己承認欲求
他者承認欲求は、
他者から認められたいという欲求です。
具体的には、他者に、
共感して欲しい、褒めて欲しい、高く評価して欲しい、気にかけて欲しい、かまって欲しいという欲求です。
自己承認欲求は、
自分を価値ある存在として認めたいという欲求です。
私たちは無意識に自分を認めたい欲求を持っています。
以外に思うかもしれませんが、実は、一番認めて欲しい相手は他者ではなく『自分』なのです。
具体的には、自分自身に、
共感して欲しい、褒めて欲しい、高く評価して欲しい、気にかけて欲しい、かまって欲しいと思っているのです。
そして、興味深いのが、
自分で自分のことを認められるようになると他者承認を求めなくなります。
自己承認で満たされるからです。
ここに幸せになるポイントがあります。
私たちが心の奥で望んでいることは、自分で自分を認めること。
どれだけ他者からの承認を得ても、自己承認が出来なければ心は満たされない。
どれだけSNSで他者からのいいね!を貰っても満たされないわけはこういうことなんですね。
承認欲求からみても、
やはり、自分で自分を愛することが幸せになる早道ということなのです。
私の承認欲求の思い出を少しお話しますね。
私が心理学を学び始めた頃、選択理論心理学の先生がこう言われました。
「人には、力の欲求がありますが、
それは、外(他者)に向けるものではなく、自分に向けるものです。」
※選択理論心理学の力の欲求とは、認められたい・達成したい・人の役に立ちたい欲求のことです。
『力の欲求は自分に向けるもの』
先生のこの言葉で私の考えは大きく変わりました。
なぜなら、それまでの私は承認は外に向けるもの(他者承認)と思い込んでいたからです。
でも、先生の言葉で私の世界が反転したのです。
他者承認から自己承認へ。
この時から、自分の変化や成長を自分で認めるようになりました。
私のように、承認とは他者から得るものと思っている人もいるのではないでしょうか?
承認欲求には、
他者承認と自己承認の2つの欲求があり、
私たちが本当に欲しいのは自己承認なんですね。
そして、心が満たされるのは自己承認があってこそなのです。
もしかしたら、承認欲求で悩むのは自己承認に気づいてないのかも。
もしそうなら、自分で自分を認めてあげてください。
どんな自分も「いいね!」してあげる。
小さな努力をした、小さな成長があった。
「いいね!」
新しい選択をした、新しい行動が出来た。
「いいね!いいね!」
自分に「いいね!」ボタンをいっぱい押してあげるのです。
私たちが心の奥で望んでいることは、こういうことかもしれませんよ。
私たちは誰もがすでにパーフェクトです。
そのままのあなたでパーフェクトです。
自分にいっぱい「いいね!」してあげましょう。
あなたが幸せであることが、この世界の光となるのですから。
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