花ひらき、今ここを天国に。
今回は、自分の怒り方に気づき愛される私になる(戻る)方法をご紹介します。
怒りは大切な人間関係を壊し、望みが叶わない状態まで創ります。
怒っても良いことはないのに多くの人が怒りに振り回されてもいます。
怒りをコントロールするにはどうしたらいいでしょう?
幸せな人間関係を作りたい、愛される私になりたい人は参考にしてください。
こちらも合わせてどうぞ。
そもそも感情って何?
感情のトリセツ。喜怒哀楽
こう思ったことありませんか?
「あの時、怒らなければよかった・・・」
「怒るんじゃなくて、もっと上手に気持ちを伝えられたら・・」
私たちは怒りが大切な関係を壊すことを知っています。
だから、このように後悔するわけです。
また、怒っていると望まない現実ばかり起こるようになります。
怒りは望まない現実を引き寄せるのです。
怒る⇒望まない現実を引き寄せる⇒また怒るになっているのです。
怒らなければ望まない現実は起こらないのです。
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●怒りは大切な人間関係を壊す
●怒りは望まない現実を引き寄せ続ける
⇒怒らなければ望まない現実は起こらない(望みが叶うようになる)
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(怒っていると望まない現実ばかり引き寄せ続ける理由は別の記事でお話します)
では、怒りをコントロールするには、どうしたらいいのでしょう?
それが自分の怒り方のタイプに気づくことです。
自分がどんな怒り方をしてるか気づいてない人が殆どです。
気づいていないから怒り続けてしまうのです。
怒り方には3つのタイプがあります。
●ドッカンタイプ
●オロロタイプ
●ネッチータイプ
このどれか、または複数を使い怒りの自己表現をしています。
でも、自分の怒り方に気づいている人は殆どいません。
長年、無自覚に反応的に怒っているので潜在意識のパターンになっているのです。
でも、自分のタイプに気づくと、客観的に自分を観るようになります。
「あっ!私、今、ネッチーしかけてる!」と気づくのです。
面白いのですが、気づくと怒りはスーッと静まり、怒りをコントロール出来るようになります。
自分を客観的に観れると感情は静まるからです。
では、どのタイプに当てはまるか見ていきましょう。
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【怒り方3タイプ】
●ドッカンタイプ
言いすぎてしまうタイプ。
相手に「どうしていつもそうなの!何やってるの!」と言ってしまったり、人格否定するような言葉や口調で怒りをぶつけたり、打ち負かせようと正論で相手を追い込みます。
怒りにまかせて言いたいことを言うので、相手を傷つけてしまい後味の悪い思いをします。
子供やパートナーなどの言いやすい人に対して「ドッカン」になることが多いです。
◎ドッカンタイプは強い攻撃エネルギーを相手にぶつけるので相手を酷く傷つけます。そのため、修復できないレベルで人間関係を壊します。
●オロロタイプ
言葉を飲み込み我慢してしまうタイプ。
内心腹が立っていても何も言えず、自分の中に溜め込んでしまう受動的なタイプです。
イヤなことをイヤと言えず我慢し、悶々とした気持ちを抱え続けます。
そして、蓄積した我慢はいずれ爆発し、周りの人を驚かせる、関係を断つなどします。
◎オロロタイプはネガティブ感情を溜め込むので心身の不調を招きます。また、低い波動の時間が長くなるのでネガティブな事象を引き寄せ続けます。
●ネッチータイプ
作為的で素直になれないタイプ。
むっとした表情・つっけんどんな言い方、無視するなどで遠回りに怒り伝えようとし、相手に「何か悪いことでもしたのかな」「私が悪いのかな」と思わせます。
また、自分がされたことをわざと相手にすることもあります。
自分の気持ちを素直に言わず嫌味・無視などの遠回しの攻撃(受動攻撃)をします。
◎ネッチータイプはドッカンのような強いエネルギー攻撃ではありませんが、粘着性の攻撃エネルギーを出し続けるため大切な関係を壊します。また、低い波動の時間が長くなりネガティブな事象を引き寄せ続けます。
中島知賀 著「心に平和の花を」より
(お勧め本としてご紹介しています)
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どのタイプに当てはまりましたか?
ひとつだけという人は少ないです。
「家族にはドッカン、上司にはオロロ、パートナーにはネッチー」という人も多いですから。
怒り方は子供の頃に無自覚にインストールしています。
親の怒り方をそのまま、または、親を反面教師にしていることが多いのです。
例えば、お父さんがドッカンタイプの場合「お父さんみたいにならない!」とオロロやネッチーになるのです。
また、親もその親から怒り方をインストールしているのです。
さて、今のあなたは自分のタイプに気づきました。
気づいたら、元の無自覚に怒るあなたには戻れませんので安心してください。
なぜなら、自分のタイプに気づくと今度から「あっ!私、今、ドッカンしかけてる!」と気づくからです。
面白いのですが、気づくと怒りが静まるのです。
「あっ!私、今、ドッカンしかけてる!」と思いながら怒ることは出来ないのです。
すると、怒りではない表現で自分の気持ちを伝える余裕も生まれてくるのです。
怒りではない表現で自分の気持ちを伝える。
どういうことでしょう?
実は、怒りは本当の感情ではありません。
心理学では怒りは二次感情と言われ、偽物の感情と言われます。
怒りで隠した本当の気持ち(一次感情)があるのです。
どんな気持ちを隠しているのでしょう?
「愛してほしい」
「わかってほしい」
「大切にしてほしい」
「気遣ってほしい」
「疲れているから助けてほしい」
「寂しいから側にいてほしい」
こういった繊細な気持ちを隠しています。
「どうして怒ったんだろう?」と気持ちを深堀りすると、上記のような繊細な気持ちに気づいていきます。
繊細な気持ちは傷つきやすい気持ち。
傷つかないよう、自分を守るために怒りで隠してしまうのです。
殆どの人が本当の気持ちを怒りで隠していると気づいていません。
気づいていないので、本当の気持ちにも気づいていません。
ところが、
本当の気持ちに気づくと怒りは消えるのです。
隠していた本当の気持ちに光が当たるからです。
幸せな人を観察してみてください。
本当の気持ちを素直に伝えていませんか?
愛され豊かな幸せな人は、怒りで気持ちを隠すのではなく、本当の気持ちを素直に相手に伝えているのです。
でも、本当の気持ちを言うのなんて出来ない人もいると思います。
私もそうでしたからわかります。
そんな人は、自分の本当の気持ちを自分で受容することから始めてください。
「愛してほしい」
⇒「愛してほしいと思っていたんだね」と自分に言いまるごと自分を受容
⇒「愛してる」と自分に言い、自分で自分を愛する実践
これをするとどうなると思いますか?
愛される現実が起こってくるのです。
内側で起こっていることが外側に現れるからです。
自己受容の仕方はこちらを
幸せな心の土台「自己受容」
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【愛される私になる方法】
ステップ1
怒りで隠した本当の気持ちに気づく
ステップ2
本当の気持ちを自分で受容する
自分で自分を大切に愛する実践
※繰り返し実践していると愛される現実も起こってくる
ステップ3(上級編)
本当の気持ちを相手に伝える
※ステップ2を繰り返すうちに自然に出来るようになる
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ドッカン・オロロ・ネッチー。
どの怒り方でも愛されることはありません。
なぜなら、とても愛しにくからです。
でも、気づいたあなたはすでに愛されるあなたに戻りつつありますから安心してくださいね。
あなたの大切な人は誰ですか?
その人とどんな関係になりたいですか?
その為にどんなことが出来ますか?
あなたのほんとうの気持ちを伝えてくださいね。
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怒りが溢れる時はワークがお勧め。
自分を理解する感情解放ワーク