花ひらき、今ここを天国に。
今回は、お勧め本を2冊ご紹介していきます。
「ちつのトリセツ」原田純著
「潤うからだ」森田敦子著
どちらも女性に読んで頂きたい本です。
「ちつのトリセツ」は、身体（膣・子宮・さらに内臓）の老化・変化について書かれています。
身体が老化するように膣も老化します。
潤いが無くなり、膣の筋肉が硬くなったりしぼんでくるのです。
「ちつのトリセツ」は、助産師のたつのゆりこ先生の指導で、
著者である原田純さんがご自身のちつを元気にしていく過程が赤裸々に書かれています。
本当に赤裸々です。
なぜ赤裸々に書いてくださったのでしょう？
それは、多くの悩める女性のためにという思いからです。
赤裸々に書くということは、人にどう思われるかという不安とリスクが伴います。
でも、不安やリスクより、悩んでいる人の役に立てればという思いを取られたのでしょうね。
原田さんの「在り方」「勇気」にも敬服しました。
そして、助産師のたつのゆりこ先生の指導で膣ケアをすると、
潤いが出てきて、冷え性が治り、頑固な便秘も治り、心までも安心感が生まれてきたそう。
本には膣ケアの具体的な方法も載っていて、参考になります。
「潤う身体」は、植物療法士である森田敦子先生が書かれた本。
森田先生は、植物療法の知識から、フェミニンゾーン専用ソープなどの商品化も手掛けてみえます。
「潤うからだ」は、
・フェミニンゾーンの蒸れやかゆみ
・子供への性教育
・介護のこと
幅広く書かれています。
特に、介護する人の負担を減らす為にフェミニンゾーンのケアが必要と書かれています。
（VIO脱毛ですね）
フェミニンゾーンのケアは、海外に比べて２０年も遅れている状況なのだそう。
海外ではあたりまえの情報が日本では知られていないんですね。
読んでみて、改めてなるほどと思うことが多い内容でした。
「ちつのトリセツ」と「潤うからだ」の出版をきっかけに、日本でもどんどん出版もされるでしょう。
膣、フェミニンゾーンのケアは一般的なことになっていくでしょうね。
そしてまた、女性が自分の身体、特に膣の知識を持つことは、健康で年を重ねるには必要なこと。
ぜひ、多くの女性に知って欲しいと思います。