花ひらき、今ここを天国に。
今回は、ネガティブさんの望みを叶える方法をご紹介します。
ネガティブは使い方次第でリソースに変えることが出来ます。
ネガティブさんであっても望みを叶えていけるのです。
ネガティブになりやすい人は参考にしてください。
こちらも合わせてどうぞ。
フォーカスの法則。意識したものが引き寄せられる
「残業がある職場は嫌です」
「悪口を言う人がいる職場は嫌です」
「浮気する男性は嫌です」
ネガティブさんはこんなふうに嫌だと思うことをよく口にします。
でも、セッションでこうお聞きすると、
「どんな職場が望みか具体的に聞かせてください」
『望み』が出て来ないのです。
嫌なことはすんなり出て来るのですが、望みを聞かれると出て来ないのです。
実は、ネガティブさんの望みが叶わない原因はここなのです。
嫌なことは明確だけど『望み』は明確ではないことです。
どうして望みが明確でないのでしょう?
嫌なことにフォーカスすることに時間を使ってしまうからです。
嫌なことを考えている時間が長いのです。
例えば、「職場のAさんの嫌味で嫌」だとしましょう。
ネガティブさんは自宅に帰っても、Aさんに嫌味を言われたことを繰り返し思い出します。
自宅にAさんはいないのです。
でも、いないAさんのことを何度も思い出して「嫌だ嫌だ」と思っているのです。
ここで記憶の仕組みも少しお話しますね。
記憶は何度も思い出すことで強化され定着します(忘れなくなる)。
テスト勉強で何度も教科書を読んだり、英単語を何度も書いたりしたのは記憶を定着させるためです。
ネガティブな記憶でこれをするとネガティブな記憶は忘れられなくなります。
ネガティブさんは気づかずにこれをしてしまっているのです。
そして、この世界にはフォーカスの法則が働いています。
『フォーカスの法則とは、フォーカス(意識)したものが現象化する法則』です。
「Aさんの嫌味が嫌だ!」とAさんにフォーカスし続けるとどうなるでしょう?
嫌いなAさんの嫌味を現象化し続けることになるのです。
嫌なはずの記憶は強化され定着し、さらに、フォーカスの法則で現象化し続けることになるのです。
ネガティブさんが、なかなかネガティブから抜けられないのはこういうことになっているからです。
では、どうしたらいいのでしょう?
嫌なことを思い出さない。
フォーカスしない。
こう思うと思います。
もちろんこれもとても効果的です。
でも、もうひとつ効果的な方法があります。
それは、
嫌なことを書き出すです。
ネガティブをリソースに変えるために嫌なことを書き出すのです。
例えば、こういったこと。
・嫌だと思っていること
・したくないこと
・避けたいこと
・絶対に嫌なこと
・頑張っても無理なこと
・どんなにお金を積まれても嫌なこと
嫌な理由は考えなくていいので、これは嫌というものを思いつくだけ書き出すのです。
次に、嫌なことから『望み』を見つけます。
こんなふうに自問して。
「Aさんの嫌味が嫌」
「じゃあ、どんな職場がいいの?」
「嫌味を言う人がいない職場がいい」
「具体的にどんな?」
「お互いを褒め合える職場がいいな」
最後の『お互いを褒め合える職場』これが望みです。
私たちが「嫌だ」と思うのは、望みと違う現実を体験しているからです。
ということは、
「嫌だ」に向き合うと「望んでいる現実」が見えてくるのです。
嫌だと思うことを先ほど思いつくだけ書き出しました。
ということは、
「嫌だ」のひとつひとつに向き合うと「望んでいる現実」がいっぱい見えてきます。
するとどうなると思いますか?
自分が望んでいることが明確に言葉に出来るようになります。
面白いのですが、私たちは望みが明確な言葉になるほど、叶える行動を始めるのです。
なぜなら、望みが明確になるほど望みが叶った現実をリアルに感じ楽しくなるからです。
そして、この世界の面白い所は、望んだとたん、それは現象化し始めるということ。
現実をよく観察すると、望みの欠片を見つけることができるのです。
例えば、「お互いを褒め合える職場」と思ったら、人をよく褒める同僚がいると気づく。
お互いを褒め合うコミュニティが身近にあったと気づくなど。
実は、『すでにある』のです。
私たちの内側にあるものが外側に現れているのですから。
欠片にフォーカスすれば、それは拡大します。
望む現実が現れるということです。
さらに加速して現実化したい場合は、自分も人を褒める行動をすることです。
自分の内側に人を褒める(自分も褒める)があれば、それは外側にも現れるからです。
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【ネガティブさんの望みを叶える方法】
ステップ1
嫌なことを書き出す
・嫌なこと
・したくないこと
・避けたいこと
・絶対に嫌なこと
・頑張っても無理なこと
・どんなにお金を積まれても嫌なこと
ステップ2
望みの明確化
「嫌味を言う人がいる職場は嫌」
⇒【お互いを褒め合える職場が望み】
ステップ3
望みが明確になるほど行動したくなる
ステップ4
望みが叶う
こちらも合わせてどうぞ。
『望みは明確に』するほど叶いやすい
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ステップ3(別バージョン)
すでに現象化している欠片を探しフォーカス
ステップ4
フォーカスしたものが拡大し望みが叶う
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クライアント様の事例をひとつ。
Mさん(30代女性)
Mさんは職場の嫌味な人に疲れていらっしゃいました。
そこで、このステップをして頂いたところ異例の異動がありました。
なんと異動した先はお互いを褒め合う職場だったのです。
Mさんがしたのは、欠片を探し、欠片の人に注目し、自分もその欠片の人の真似をして人を褒めるようにしたこと。そして、自分のことも心の中で褒めることでした。
実践から3週間後の異動(それも通常の異動時期ではない)でしたから、とても驚かれていました。
ネガティブさんはリソースの塊なんです。
嫌なことが多いのは、それだけ望みも多いということ。
ひと手間かけて、嫌なことから望みを明確にしていきましょう。
嫌なことに気づけるのはリソースですから。
嫌なことに向き合うって宝物を見つけること。
誰の中にも溢れるほど宝物はあります。
あなたの中の宝物見つけませんか?
きっとあなたを幸せに導いてくれますよ。
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望みを叶える女性性男性性の使い方
フォーカスの法則。意識したものが引き寄せられる