花ひらき、今ここを天国に。
今回は、感情解放ワークのご紹介です。
ネガティブ感情の対処法を知りたい、潜在意識のクリーニングをしたい人は参考にしてください。
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ワーク。お手紙セラピー
ネガティブ感情の対処、どうしてますか?
怒りたいのをぐっと我慢したり。
悲しいのに冷静に振る舞ったり。
甘いものやお酒で気分転換をしてみたりしていませんか?
これも一時的にはOKです。
でも、
ネガティブ感情は感じてあげないと、心(潜在意識)と体に溜まり悪さをし始めます。
なので、例えば仕事で怒りが湧いたなら、帰ってからでいいので怒りを感じてあげるのがいいのです。
「バカヤロー!」とか言いながら。
では、感じないでいるとどうなるかというと、
例えば、怒りを我慢すると、不安感が強くなったり、腰痛になったりします。
さらに、怒る人や不運な出来事を引き寄せ、再び、怒りを感じることになります。
なので、
感情は感じて解放してあげるのが大切なのです。
ネガティブ感情を解放していくと、心と体は健やかに、現実は幸せなものに変わります。
実はネガティブ感情を解放していると、愛された記憶が蘇ってきます。
幸せな現実に変わるのは、
・心(潜在意識)と体に溜まったネガティ感情(負のエネルギー)をお掃除するから。
・愛された記憶が蘇ってくるから。
なのです。
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ネガティブ感情は解放しないと、心(潜在意識)と体に溜まり悪さをする
ネガティブ感情を解放していくと、心と体は健やかに、現実は幸せなものになる
ネガティブ感情を解放すると、愛された記憶が蘇ってくる
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では、感情解放ワークをご紹介しますね。
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【ご注意ください】
・ネガティブ感情(邪気)を誰かに向けた場合、相手に邪気が飛びますが、自分にも邪気が戻ってきます。目的はネガティブエネルギーの解放(潜在意識のクリーニング)と考えてワークしましょう。
・トラウマがある場合、ワークしないでください(専門のカウンセラーからのカウンセリングをお勧めします)。
・ネガティブ感情を感じたくない方は、FAP療法をお勧めします。
FAP療法はこちら
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【感情解放ワーク】
● 用意するもの
ノート・ペン
ひとりになれる空間と時間
《ステップ1-1》
●出てくる言葉・考えを紙に書く
感情にまかせて書きなぐっても酷い言葉、罵詈雑言を書いてOKです。
「こんな酷い言葉、言っていいの?」と思うことがあっても、書いたものを見るのは自分だけです。
自分の素直な気持ち、赤裸々な気持ちを全て紙に書きましょう。
※理由なくイライラモヤモヤする場合は、ステップ1-2に進んでください。
ポイント!
罵詈雑言もOKなので、赤裸々に出て来る言葉をそのままに書く。
この赤裸々な言葉に本音やネガティブ感情を引き起こす考え(思い込み)が隠れています。
《ステップ1-2》
●湧いてくる感情を感じる
ゆっくり呼吸しながら、体に感じるネガティブ感情を感じていきます。
感情を感じる場所は、みぞおち・腹・胸・背中・肩が多いですが、その場所に手を置きながら感情を感じます。
感情が解放されると、体が緩んだ感じがして、気持ちが楽になります。
ポイント!
思考に意識が向きがちですが、ゆっくり呼吸し、体でネガティブ感情を感じましょう。
息をゆっくり吐くようにすると、感情が解放されやすくなります。
体が固い人は、ストレッチで体を緩めるか、ステップ1-3を試してください。
怒りばかり出て来る場合は、ステップ1-3で怒りを出し切り、ステップ1-4をお試しください。
怒りたいのに怒れない場合は、ステップ1-3を参照ください。
泣きたいのに泣けない場合は、ステップ1-3を参照ください。
感情は「層」になっているので、上層の感情を感じ尽くすと次の感情が現れます(ステップ1-4を参照)。
《ステップ1-3》
●身体を動かして感情解放
書いても感じても解放できない時は身体を動かしましょう。
体を動かし筋肉を緩めると感情が出やすいからです。
〈怒れないケース〉
・クッションを叩く・床に投げつける。
・タオルの端を持ち、タオルで床に叩く。
・ラケットや布団叩き等で丸めた布団を叩く。
・子供のように地団駄踏む。
・子供のように寝っ転がり手足をバタバタ動かす。
・体を動かしながら「イヤだー!」「バカヤロー!」「くそばばあ!」などの言葉を言う。
(初めは小さな声でもOK。怒りが出てきたら大声で。大声を出せない時は、布団に顔を付けて出す、カラオケボックスで叫ぶ(adoのうっせいわを大声で歌うなども効果あり))
※良い子・優しい子・反抗期がなかった人、心理的境界線や弱い人ほど、上記の動き・言葉を試してください。
体の動きは思いっきり。体が動くほど感情が出てきます。
怒りを出せると、心理的境界線が育ちます。
〈泣けないケース〉
お腹・横隔膜をあたため、マッサージ&ストレッチしてください(横隔膜が緩むと泣けます)。
泣ける映画を観る(映画が呼び水になります)。
ポイント!
思いっきり体を動かし、体全体で感情の動きをすることで感情が出てきます。
怒りを感じ切ると悲しみが出てきます。悲しみを感じ切ると、愛・感謝が溢れてきます(ステップ1-4参照)。
《ステップ1-4》
●怒りの下の本当の感情に気づく
怒りは第二感情で本当の感情ではありません。
本当の感情(第一感情)は怒りの下にあります。
怒りを感じ切ると本当の感情(第一感情)が湧き出てきます。
または、「どうして怒ったんだろう?」と自分に聞くことでも本当の感情(第一感情)が湧き出てきます。
「優しく言って欲しかった。」
「大切にされてない感じで悲しかった。」
「甘えたかったのに甘えさせてもらえなかった。」
こんなふうに悲しみ・寂しさ・甘えたい等の感情が出てきます。
《主な第一感情》
悲しみ、寂しさ、恥ずかしさ、不安、困惑、恐れ、惨めさ、無価値感、罪悪感など
第一感情は弱さ・繊細な自分の側面です。
弱い自分を否定したい気持ちがあると、弱さを隠す(自分を守る)為に強さの怒りで表現するのです。
第一感情を感じていくと、弱い自分を受容できるようになります。
頑張って弱い自分を受容しなくても、感情を解放出来ると自然に弱い自分を受容できるようになっています。
あるがままの自分でいいんだと自然に思え、深い安心と自己信頼感が生まれます。
面白いことに、あるがままの自分が受容できると、しなやかな本当の強さ(才能)が現れてきます。
ポイント!
第一感情を感じ尽くすと、愛・感謝・ただ在るだけ・内なる安らぎ・あるがままでOKという感覚が起こります。
これは、コア・ステートと言われるもので、ゾーンの感覚(流れるように最善のことが起こる波動域)です。
ネガティブ感情の解放が終わると、コア・ステートの感覚が起こります。
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怒りの3つのタイプ
喜怒哀楽が教えてくれるもの
《ステップ1-5》
●自分に優しい言葉をかける
ネガティブ感情・酷い言葉を言う自分をありのまま受け止めていきます。
ネガティブ感情・酷い言葉を言う自分に抵抗が起こることがありますが、それも自分の一部(抑圧し存在を否定したシャドー)だからです。
例えば、
「怒って当然だよ」
「悲しんでいいんだよ」
「そう思っていいんだよ」
こんなふうに優しい言葉を自分にかけていきましょう。
私たちが心の奥で望んでいるのは、ありのままの自分が受容され愛されることです。
これを他者に望んでいることが多いですが(他者承認)、潜在意識は自分に愛されることを望んでいます。
ポイント!
自分をありのまま受容することは自分を深く愛すること、無条件に愛することです。
優しい言葉は愛のシャワーとなり、顕在意識・潜在意識ともに満たされます。
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自己受容。幸せになる心の作り方
幸せになるのは他者承認?自己承認?
ネガティブ感情の解放(潜在意識のクリーニング)はここまでになります。
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ここからは自分を理解するワークになります。
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《ステップ2》
●制限の思い込みを見つける
紙に書いた言葉から、ネガティブ感情を引き起こした元の考え(強制・禁止する考え)を見つけます。
例えば、
「親なんだから~すべき」
「恋人なんだから~してくれるべき」
「時間は守るべき(遅刻はダメだ)」
「~すべき」「~してはダメ」が強制・禁止の考えで、この考えがあるのでネガティブ感情が生まれます。
この考えが緩む、無くなると、同じ状況になってもネガティブ感情が生まれることはありません。
私たちは「~すべき」「~してはダメ」などの強制・禁止の考えを持っていますが、普段はこの考えに気づかず、人や自分を判断・ジャッジしているのです。
ネガティブ感情を感じる時の頭の中の言葉を書けば、普段は気づけない強制・禁止の考えに気づけるのです。
※強制・禁止の考えに気づくと、その考えは緩み、時間と共に消えていきます。
ポイント!
第三者になったつもりで紙に書いてある言葉を眺めると、強制・禁止の考えに気づきやすくなります。
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思い込みとは?
《ステップ3》
●本当の望みを見つける
望みを見つける質問「本当はどうだったら嬉しかったのだろう?」で、本当の望みを見つけましょう。
例えば、ステップ1-4で、
「どうして怒ったんだろう?」の質問でこう気づきました。
「優しく言って欲しかった」
「大切にされてない感じで悲しかった」
「甘えたかったのに甘えさせてもらえなかった」
では、望みを見つける質問をします。
「本当はどうだったら嬉しかったの?」
すると、望みが出てきます。
「優しい言葉の会話がいい」
「大切にし合える関係がいい」
「お互いに甘え合える関係がいい」というように。
望みが分かれば、望みを叶える選択と行動が見えてくるので、それを実行すればいいわけです。
※り、直感も冴えていますから、見えたものを実行することをお勧めします。
ポイント!
感情解放後は波動が上がっているので、行動しなくても望んだ現実が向こうからやってくることも多いです。
※ワークの紙の処理
人に見られないように封筒に入れるなどして捨ててください。
「マイナスエネルギー消滅」と言いながら縦に紙を破るとお祓いになります。
燃やすのもお祓いになります。(火の始末を)
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【ワークの習慣化で得られるもの】
愛の波動になる
現実が変わる
引き寄せ力UP
自分の本音に気づく
自分軸が育つ
満たされマインドになる
自己肯定感が上がる
【子育て中の方へ】
お子様のネガティブ感情は、肯定し受容し、落ち着くまで抱きしめてあげてください。
受容され抱きしめられることで、ネガティブ感情を上手に扱えるようになりますし、ネガティブ感情を出しても愛される経験は、子供の心に強い安心感を育てます。
この安心感が自己肯定感であり「安定型の愛着」と言われるものです。
自己肯定感が高く、安定型の愛着を持つ人は幸せな人間関係を持ち、幸せな人生を送ります。
ネガティブ感情を感じたらこのワークをどうぞ。
ワークをするたびに、心(潜在意識)と体に溜まったネガティブエネルギーが解放されます。
悪さをする元がなくなるので、心も体の健やかに、毎日が心地いいものに変わっていきますよ。
こちらのワークもお勧めです。
お手紙セラピー
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セッション前後のセルフケア