花ひらき、今ここを天国に。
今回は、使命、運命、宿命についてお話します。
「これは運命でしょうか?」
「私の使命は何ですか?」
こうご質問をされる方がいらっしゃいます。
実は、この質問から観えてくるものがあります。
何だと思いますか?
それは、この方の生きる姿勢です。
受け身の姿勢で生きているとわかるのです。
『自分以外の何かに人生を決められている』と思っているのです。
残念ですが、受け身の姿勢では幸せになりません。
なぜなら、人生のハンドルを自分以外の何かに委ねているからです。
自分以外の何かに、人生のハンドルを握らせているからです。
私たちは誰もが、人生という車の運転席に座っています。
生きるということは、些細なことから大きなことまで選択し続けることです。
その選択を自分の意志で決める。
これが、人生のハンドルを握るということです。
この時、人生は自分のものとなり、主体となり、人生は好転し始めるのです。
では、使命・運命・宿命についてお話します。
●「使命」
「使命」とは字のごとく命を使うことです。
命とは時間です。
命という有限の時間をどう使うかということ。
どう使うのか?
それはひとりひとりが自由に決められます。
ダラダラするor愚痴を言うor仕事に集中するor感謝する・・・
時間をどう使うのか選択は無限です。そして、自由に選べるのです。
命という時間は有限です。
いつか必ず私たちは死ぬからです。
ただ、いつ命の終わりがくるのか知りません。
明日、終わるかもしれないわけです。
命の時間をどう使いたいですか?
人生のハンドルを自分以外に委ね、誰かの望み、誰かの喜びに命の時間を使うのか、
人生のハンドルを自分で握り、自分の望み、自分の喜びに命の時間を使うのか、
私たちは決められるのです。
そして、あなたがあなたらしくあなたで存在する時、使命を生きているのです。
なぜなら、あなた以外の者になろうとすることは、人生のハンドルを自分以外に委ねているからです。
●「運命」
「運命」とは、字のごとく命を運ぶということ。
命である自分をどこへ運ぶのかということです。
どこへ運ぶのか、自分で決められます。
どこに住むのか、進学先をどこにするのか、就職先をどこにするのか、自営業にするのか、結婚するのかしないのか・・・。
人生には、自分をどこに運ぶか選択する時が来ます。
その時、どこへ運ぶのか、自分で決められるのです。
「親に進学先を決められた」など、自分以外の人に決められたと言われる人がいます。
実は、これも自分で決めているのです。
自分の望みを諦めることを決めているのです。
自分をどこに運びたいですか?
自分が望む所に自分を運ぶことは出来ます。
逆に、自分以外の人が望む所に自分を運ぶことも出来ます。
いつも選択肢は自分の手の中にあります。
運命とは、自分の命をどこに運ぶか。
そして、選択の時に何を選ぶかで、自分が望む人生になるのかならないのか、分かれるのです。
●「宿命」
「宿命」とは、字のごとく 宿る命のこと。
「誰に宿るのか?」ということです。
この母親・この父親の子として宿ることなので「宿命」は変えられません。
でも、実は、宿命も自分で決めているのです、魂の時に決めているのです。
この母・この父・この家族の元に生まれると決めたのです。
魂の時のことなので覚えていないのですが。
(たまに覚えている子供がいますが)
どうしてこの母・この父・この家族の元に生まれると決めたのでしょう?
その親・家族だから経験できることがあり、それにより魂の課題をクリア出来るからです。
親・家族関係で悩みがある場合、魂の課題を乗り越えるために必要な悩みなのです。
「課題を乗り越えた先の成長した自分になりたい」と望んで選んできたのです。
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●「使命」
命という有限の時間をどう使うか。
あなたがあなたらしくあなたで存在する時、使命を生きている。
●「運命」
命である自分をどこへ運ぶのか。
自分をどこへ運ぶのか決めるのは自分であり、選択により人生は変わる。
●「宿命」
「誰に宿るのか?」ということ。
魂の時に乗り越えたい課題によって、親・家族を決めている。
※親・家族との悩みを見れば、魂の課題がわかる。
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あなたはどんな人生を送りたいですか?
人生という命の時間は有限であり、いつ終わるのか私たちは知りません。
1年後に終わるとわかったら、何をしますか?
明日終わるとわかったら、何をしますか?
命が終わる時を知ったら、受け身ではいられないと思います。
あなたの命をどう使うのか、あなたが選択できます。
命の時間、大切に使いましょうね。
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