花ひらき、今ここを天国に。
今回は、インナーチャイルドの癒し方②お話します。
ネガティブ感情に寄り添えると心の傷は癒されていきます。
心が元気になるのです。
心が元気になるので日常が楽しくなり、人生は良い流れに乗っていきます。
インナーチャイルドを癒したい、幸せになりたい人は参考にしてください。
こちらも合わせてどうぞ。
喜怒哀楽が教えてくれるもの
前回の「インナーチャイルドの癒し方①」の続きとなります。
こちらと合わせてどうぞ。
インナーチャイルドの癒し方①
多くの人が、何かあると人に話を聞いてもらおう、寄り添ってもらおうとします。
例えば、人間関係に悩むと、友人に話を聞いてもらいたいと思います。
なぜでしょう?
肯定してほしい、共感してほしいからです。
実は、肯定され共感されると感情は癒されます。
感情が癒されると気持ちは穏やかになります。
だから、人に話を聞いてもらおう、寄り添ってもらおうとするのです。
ところが、人に話を聞いてもらって癒されることは難しいのです。
なぜなら、癒しが起こるには、深い聴き方をしてもらう必要があるからです。
カウンセラーなどは職業的に聴くトレーニングしていますから深く聴くことができます。
でも、普通の人でトレーニングしている人は殆どいません。
だから、癒されない(解決しない)のです。
多くの人が何度も同じ悩みごとを話す、違う人に話してみるをしているのはそのためです。
では、どうすればいいのでしょう?
一番いいのは、自分が自分に寄り添うことです。
なぜなら、自分のことを一番わかっているのは自分だからです。
自分がどんな気持ちなのか、どうして欲しいか、一番わかっているのは自分です。
どんなに素晴らしいカウンセラーでも、
あなたがどんな気持ちなのか、どんな言葉をかけて欲しいのか、あなたほどわからないのです。
自分が自分に寄り添う。
自分が自分の話を聴く。
自分が自分の気持ちを理解する。
自分が自分の気持ちに共感する。
これが一番癒され心が穏やかになるのです。
なぜなら、生まれた時から片時も離れずにあなたと一緒にいたのはあなたなのですから。
多くの人がパートナーや親に一番の理解者になってほしいと望みます。
そして「わかってくれない!」と怒り悲しむ人も多いです。
どうしてわかってもらえないのでしょう?
自分が自分を理解していないからです。
自分で自分の望むものを与えていないからです。
『現実は内側が反映したもの』です。
自分に寄り添い自分を理解してないなら、他者という外側も寄り添い理解してくれないのです。
心理学に「割れ窓理論」というものがあります。
割れ窓理論とは、1枚の割られた窓ガラスをそのままにしていると、さらに割られる窓ガラスが増え、いずれ街全体が荒廃してしまうという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した理論です。
人も同じです。
自分のことを大切にしていない人は「割れ窓」になっています。
なので、さらに割られる(傷つけられる)ことになります。
心は見えませんが雰囲気として私たちは感じています。
その人が「割れ窓」なのか「綺麗な窓」なのか無意識に感じているのです。
こちらも合わせてどうぞ。
大切にされる現実を創る方法
ネガティブ感情に寄り添い癒す。
インナーチャイルドに寄り添い癒す。
これは、「綺麗な窓(大切にされる私)」になることなのです。
********
自分の一番の理解者は自分。
自分を癒せるのは自分。
(自分を癒すのは自分)
現実は内側が反映したもの。
(割れ窓理論)
インナーチャイルド・ネガティブ感情を癒すことは「綺麗な窓(大切にされる私)」に戻ること。
********
前置きが長くなりました。
では、インナーチャイルドの癒し方②お話します。
こちらも合わせてどうぞ。
インナーチャイルドの癒し方①
ネガティブ感情を紐解くことを何度もしているとインナーチャイルドに気づきます。
なぜなら、ネガティブ感情を紐解くたびに、同じ気持ちが出て来るからです。
そして、子供の頃も同じ気持ちだったと思い出すのです。
例えば、パートナーに「どうしてわかってくれないのよ!」と怒る感情を紐解くとします。
すると、「そういえば、子供の頃も親にわかってくれないと怒ってたな・・」と思い出すのです。
子供の頃も、こう思って泣いてたな、拗ねてたな、兄弟に嫉妬してたなと。
そして、その時の自分が望んでいたこと(ニーズ)も気づきます。
「子供の頃もわかってほしいと思ってた」
↓
「わかってほしい」が望みです。
わかってもらえない(わかってほしい望み叶わない)から怒ったわけです。
子供の頃は親に、大人になった今はパートナーに同じ望みを叶えろ!と怒っているわけです。
※「わかってもらえる=愛されている」という考え(思い込み)もありますね。
さて、どうしたらインナーチャイルドは笑顔になるとと思いますか?
あなたのことを一番理解しているのはあなたです。
あなたのインナーチャイルド(子供の頃のあなた)を一番理解しているのもあなたです。
「あの時、こんな言葉がほしかった」
「こんなふうに触れてほしかった」
子供の頃のあなたの望みを一番知っているのはあなたです。
そんなあなただから分かるはずです。
インナーチャイルドにどう接すれば癒せるのか、あなたは知っているのです。
インナーチャイルドの望みを叶える。
それが癒しとなり、インナーチャイルドが笑顔になるのです。
そして、『現実は内側が反映したもの』です。
あなたがあなたに与えるなら外側からも与えられます。
ほんとうに不思議なほど与えられます。
自分で自分のインナーチャイルドを癒すほど、パートナーとの関係・親との関係が変わります。
クライアントさんたちも驚いて報告くださいますから。
興味深い事例をひとつご紹介します。
両親ともに亡くなっている方のケースです。
ご両親が亡くなっているので親子関係の変化を体験出来ないと残念がってみえました。
ところが、思ってもないところから与えられたのです。
お付き合いしている彼のお母様から欲しかったものを与えられたのです。
「母から聞きたかった言葉を彼のお母様から言われました」と。
癒しが起こると、奇跡のようなことが起こるのです。
最後に大切なことを。
インナーチャイルドは、一度で癒されることはなく、繰り返し癒す必要があります。
理由は、長年にわたるインナーチャイルドのネガティブ感情が溜まっているからです。
癒しが完了するのは、溜まっているネガティブ感情と同じ量の愛情を注いだ時です。
そのため、日常から自分の話を優しく聞く、自分に優しく触れるなど自分を愛してくださいね。
時々、カウンセラー・ヒーラーに癒してもらったから癒しは終わりと思っている人がいます。
もちろん、カウンセラー・ヒーラーはプロですから癒す力があります。
ところが、日常に戻れば、自分の話は聞かない、自分に乱雑に触れるをしていたら元の木阿弥なのです。
どんなにカウンセラー・ヒーラーが頑張っても、再び、自分で自分を傷つけるのですから。
もし、ほんとうに幸せになりたいのなら、日々の中で自分を大切にしてください。
あなたを一番癒せるのはあなたです。
あなたと一番長く一緒にいるのはあなたなのですから。
あなたの幸せを創っているのはあなたなのです。
インナーチャイルドを癒し始めると現実は幸せなものへと変わり始めます。
どうしてでしょう?
インナーチャイルドが笑顔になるからです。
あなたの中のインナーチャイルドは笑顔ですか?
こちらも合わせてどうぞ。
インナーチャイルドの癒し方①
インナーチャイルドを癒すお手紙セラピー
自分を理解する感情解放ワーク