花ひらき、今ここを天国に。
今回は、怒り方の3タイプご紹介します。
幸せな人間関係には怒りのコントロールが大切です。
自分がどの怒り方をしているのか気づくと、怒りをコントロール出来るようになります。
また、怒りは本当の気持ちを隠す感情でもあります。
本当の気持ちがわかると愛されるコミュニケーションも出来るようになります。
幸せな人間関係を望む人は参考にしてください。
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過去記事を大幅に加筆修正しおおくりします。
こんなふうに思ったことありませんか?
「あの時、怒らなければよかった・・・」
「怒るのではなく、もっと上手に気持ちを伝えられたら・・」
怒りはエネルギーが強いです。
そのため、怒りはコントロールが難しいと思いがちです。
でも、そんな怒りもコントロール出来るのです。
では、どうすれば怒りをコントロール出来るようになるのでしょう?
それにはまず、
自分がやりがちな怒り方のタイプを知ることです。
自分のタイプがわかると、自分を客観的に観ることが出来るようになります。
実は、自分を客観的に観れると感情は静まっていくのです。
※怒りがコントロールできない時、自分を客観的に観れていません。
では、『怒りの3タイプ』見ていきましょう。
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【怒り方3タイプ】
●ドッカンタイプ
言いすぎてしまうタイプです。
相手に「どうしていつもそうなの!何やってるの!」と言ってしまったり、人格否定するような言葉や口調で怒りをぶつけたり、打ち負かせようと正論で相手を追い込みます。
怒りにまかせて言いたいことを言うので、相手を傷つけてしまい後味の悪い思いをします。
子供やパートナーなど、言いやすい人に対して「ドッカン」になることが多いようです。
●オロロタイプ
言葉を飲み込み我慢してしまうタイプです。
内心腹が立っていても、何も言えず自分の中に溜め込んでしまう受動的なタイプです。
または、イヤなことをイヤと言えず、悶々と抱えてしまいます。
しかし、蓄積した我慢が爆発してしまい、周りの人を驚かせます。
●ネッチータイプ
作為的で素直になれないタイプです。
むっとした表情をしたり、つっけんどんな言い方をして、遠回りに怒り伝えようとし、相手に「何か悪いことでもしたのかな」と思わせます。
また、自分がされたことをわざと相手にすることもあります。
自分の気持ちを素直に言えず、嫌味を言ったり、遠回しに攻撃してしまいます。
中島知賀 著「心に平和の花を」より
(お勧め本としてご紹介しています)
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あなたはどのタイプでしたか?
多くの人が複数当てはまるようです。
中には「家族にドッカン、上司にはオロロ、パートナーにはネッチー」という人もいます。
相手によって怒り方を変えているわけです。
怒り方は子供の頃に身に着けます。
身近な家族にドッカンタイプが居ると、オロロタイプやネッチータイプになる傾向があるのです。
例えば、お父さんがドッカンタイプで「私はあんなふうに怒らない!」とオロロタイプやネッチータイプになるのです。
お父さんを反面教師にしたわけです。
※他には、お父さんのドッカンタイプをそのまま受け継いでいるケース、お母さんがオロロタイプ・ネッチータイプで子供もオロロタイプ・ネッチータイプを受け継いでいるケースもあります。
また、親もその親から受け継いでいるケースが殆どです。
ところが、エネルギー的にはオロロタイプやネッチータイプのほうが問題なのです。
理由は、怒りのエネルギーを潜在意識と体に溜め込むからです。
オロロタイプ・ネッチータイプの人は「怒っていないのに怒る人を引き寄せてしまう」とよく言われます。
でも、オロロタイプもネッチータイプ怒りなのです。
そして、溜め込んだ感情エネルギーは波動として出ますから、怒る人を引き寄せるのです。
では、ドッカンタイプが良いのかというと、そういうわけではありません。
大きなエネルギーを人にぶつければ、関係を壊す・信頼を無くすことになりますから。
では、どうしたらいいのでしょう?
まず気づくことです。
気づくことで自分を変えていけるからです。
どの怒り方も子供の頃に身に着けたものなので反応的に無自覚にしています。
でも今回、3つのタイプを知ったので自分のタイプに気づきました。
気づくと変化が起こります。
次、怒った時「あっ!私、またドッカンやってる!」と気づき自覚するからです。
気づくと自分を客観的に観れます。
客観的に自分を観れることは、怒りをコントロールする余裕が生まれているということです。
そして、子供の頃に身に着けた怒り方ということは、子供のコミュニケーションのままということです。
大人のコミュニケーションに成長していないわけです・・。
では、どうすれば大人のコミュニケーションになるのでしょう?
少し怒りの感情についてお話します。
これを知ると大人のコミュニケーションが出来るようになるからです。
怒りは防御の感情であり第二感情(ニセ感情)です。
怒りは自分を守るための感情であり、本当の気持ち(第一感情)を隠すための偽物の感情です。
どんな気持ちを隠しているのでしょう?
ビジョン心理学では、怒りは「愛してほしい・わかってほしい・助けてほしい」の声と言います。
愛してほしい
わかってほしい
助けてほしい
(他には、大切にしてほしい、気遣ってほしい等)
これが、怒りで隠した本当の気持ち(第一感情)なのです。
これが言えなくて怒りで表現しているのです。
言い換えるなら、これが言えれば怒りを使う必要はないのです。
これが言えずに怒りを使ってしまうなら、
「愛してほしい・わかってほしい・助けてほしい」を言葉にする課題があるのです。
もし、あなたのパートナーが3タイプの表現をする人だったら愛しやすいですか?
おそらく愛しにくいと思います。
怒りの表現をする人は愛しにくいのです。
だから、人間関係で悩むのです。
愛しにくい表現をするから、相手は困り、親しくなるのを諦めるのです。
では、愛しやすい人とはどんな人でしょう?
素直に『頼む・甘える・依頼する』が言える人です。
「困っているから頼みたい」
「悩んでるから相談に乗って欲しい」
「寂しいから甘えさせてね」
こういった『頼む・甘える・依頼する』を素直に言える人が愛しやすいのです。
『頼む・甘える・依頼する』が大人のコミュニケーションなのです。
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【怒りをコントロールするには】
●自分の怒りのタイプを知る
●怒りで隠した本当の気持ちに気づく
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【愛される私になるには】
●怒りで表現するのではなく、
素直に『頼む・甘える・依頼する』言葉で伝える
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あなたの大切な人は誰ですか?
その人とどんな関係になりたいですか?
その為にどんなことが出来ますか?
怒りで隠したほんとうの気持ちに気づいて、それを伝えるチャレンジ、頑張って!
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