花ひらき、今ここを天国に。
愛溢れる心優しい皆様、こんにちは。
いかがお過ごしですか?
先日、精神科医の先生のコラムを読んでいました。
するとなんと!
クリニックに来られる8割の人が、
栄養指導と日常の運動でメンタルが良くなるとお話になっていました。
8割です!
健やかな心は、栄養と日常の運動で手に入るんですね。
やはり、食べる、休む、運動は幸せ創造の基本の基本ですね。
前置きが長くなりました。
今日は性教育の本を紹介していきます。大人の皆さんにもお勧めです!
「恋愛で一番大切な”性”のはなし」
著者は、村瀬 幸浩先生。
一橋大学、津田塾大学で25年間セクソロジーの講義をされ、子供の性教育でも著名で、NHKの子育て番組にも出演されています。
この本を読み終えての感想は、
「私も講義を受けてみたい!
先生の講義を受けた学生が羨ましい!」でした。
ほんとうに受けたい!です。
「3万人の大学生が学んだ」とあるように、
先生の講義はもちろん、講義を受けた大学生のレポートが多く載っています。
そして、この学生のレポートがいいのです。
リアルに性の悩みを持つ彼らが講義で気づき、これからはこうしよう!と決めていく姿が。
それが、読むこちらを「では、私は?私の幸せな性って?」と考えさせてくれるのです。
もちろん、各データー、男性・女性の身体の仕組みも載っていて、
それがまた、曖昧な愛情の物差しで性を見るのではなく、
現実的に性について、自分の幸せについて考えさせてくれ、それがいいのです。
セッションでも性はテーマになります。
パートナーとの関係に悩む場合、性の悩みが必ずといってあります。
例えば、
セックスが苦痛(痛い)のに伝えず我慢してしている。
セックスをしたくない。でも相手を受け入れないといけない(拒否してはいけない)と思っている。
さらに、男性は我慢できないから仕方ないですよね・・・、と言う方も。
ほんとうにそうでしょうか?
村瀬先生はこうお話されています。
「お互いに楽しくなければセックスとは言わない」
「どちらかが我慢、楽しくないなら、それはセックスではないのです」と。
ということは、
上記の悩みはどれもセックスではない、のですね・・。
また、こうもお話されています
「性の快楽には生理的快感と心理的快感のふたつがあり、
心理的快感(こころの気持ちよさ)があるセックスは、
生きる歓びやパートナーとの繋がりの歓びを感じられる」と。
そして、
「愛しているから、好きだから、愛されているなら・・・
これがセックスへの流れを強力につくり出す、主たる感情であり動機でしょう。
しかし実際には、その「愛」が相手への支配、強制を生み出したり、
「愛」が自己犠牲を自らに強いたりしていることがあり、
「愛している」という言葉は実に魅力的ではあるけれど、とても怖い言葉でもある。
そこで私は、このとらえどころのない愛という言葉よりも、
「納得」「同意」「安心」「安全」「快適」という言葉で、
自分のからだ、こころ、セックスに繋がる相手との関係を分析・点検してみたらどうかと考えているのです。」と。
悩むということは、
心理的快感(こころの気持ちよさ)がない。
生きる歓びやパートナーとの繋がりの歓びを感じられていないから なのでは?
また、
「納得」「同意」「安心」「安全」「快適」が相手との関係にないから ではないでしょうか?
以前、女子高生に性教育の授業をしているカウンセラーの先生が言っていました。
「もしセックスを断って怒る男性なら、あなたが付き合うべき人ではない。」
生徒さんにこうアドバイスしていると。
性のドアが開く思春期に、このアドバイスをもらえた高校生は幸せですね。
この数年、性に関しても大きく価値観が変わってきています。
(シェリーさんバービーさんなどYoutubeなどで発信してくださる方も増えていますね)
正しい性の知識を持つこと。
相手との関係で現実的な基準を持つこと。
それは、自分を守り、自分を幸せにすることになります。
この機会に改めて「性」について考えてみてはいかがでしょう?
ダ・ヴィンチサイトで立ち読みが出来るようです。
アマゾンサイトはこちら
いつもありがとうございます。
あなたが光り溢れますように。
花ひらき、今ここを天国に。