花ひらき、今ここを天国に。
今回は、負の世代間連鎖についてお話していきます。
幸せになりたい人は参考にしてください。
負の世代間連鎖とは、
上の世代(親や祖父祖母など)からもらった価値観が原因で自分が幸せになれないこと。
親や祖父祖母の時代は、その価値観でよかったのでしょう。
でも、時代は変わっています。
親や祖父祖母の時代の価値観のままでは支障が出るのです。
幸せになれないのです。
でも、価値観は無意識に入っているので、負の世代間連鎖が原因で幸せになれないのだと気づけないのです。
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でも、気づく方法があります。
それは、自分と向き合うこと。
自分が言っている言葉・思っていること・行動を観察するのです。
すると、
これは自分のものではない。
上の世代から受け継いだもの。
自分の苦しみの原因が、
上の世代からのものだと気づくのです。
自分を縛る思考の声の対処法の中でこう書いています。
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「だらだらしちゃダメ!」
「効率よく意味あることしなくちゃ!」
自分を否定し焦らせる思考の声に気づいたからです。
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「だらだらしちゃダメ!」
子供の頃、母によく言われた言葉です。
母はよく働く人でした。
子供の頃に戦争を体験した世代でもありました。
そのせいもあったのでしょう。
休んでいる暇があるなら家事や仕事をすべきという考え(価値観)の人でした。
だから、「だらだらしちゃダメ!」と私に言ったのでしょう。
『暇があるなら家事や仕事をすべき』
この価値観が悪いわけではないのです。
この価値観があったから、
母は人生を乗り越え、成してきたこともあったのですから。
でも、
晩年、ガンになっても休もうとしなかったのです。
じっとしていられなかったのでしょう。
洗濯に掃除と働いてしまうのです。
この価値観が、病気になっても母を休ませなかったのです。
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思えば、祖母もよく働く人で、休んでいる暇があるなら何か(家事や仕事)すべきという人でした。
明治の女性で、気丈な人でもありました。
母の『暇があるなら家事や仕事をすべき』は祖母から受け継いだものだったと思います。
そしてまた、祖母もその上の世代から言われて育ってのでしょう。
これが負の連鎖です。
世代を超えて受け継ぐ負の価値観。
今の時代にはそぐわない、むしろ、幸せから遠ざかる価値観を代々受け継いてしまっているのです。
世代を超えた負の連鎖は、誰の中にもあります。
私たちは気づかずに上の世代の価値観で生きているのです。
でも、時代は変わっています。
生活様式も考えも、幸せの形も変わっています。
価値観を変えていかなければ、変わる時代の中で苦しむことになるのです。
もし、心が苦しいと感じるなら、自分と向き合ってみましょう。
自分が言っている言葉・思っていること・行動を観察しましょう。
ノートに書き出してみる、負の価値観に気づきます。
気づくことは、無意識を意識に上げること。
気づいたら変化が起こり始めます。
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