花ひらき、今ここを天国に。
今回は、「どうしても叶えたい!」と強く願う根底にある思いについてお話します。
望みが叶わない原因のひとつに『執着心』があります。
執着すればするほど叶わなくなります。
幸せになりたい、引き寄せの法則を上手に使いたい人は参考にしてください。
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望みを叶える時、気をつけることあります。
そのひとつが『執着心』。
「どうしても叶えたい!」
「絶対叶えなければ!」
こんなふうに執着するほど、望みは叶いにくくなります。
なぜでしょう?
なぜ執着すると望みは叶いにくくなるのでしょう?
理由は、波動が重くなるからです。
この世界には、同じ波動のものが引き合う引き寄せの法則があります。
『自分の出している波動=望みの波動』でなければ引き合わず、望みが叶わないからです。
執着は重い波動です。
なので、執着すれば重い波動の人や物事と引き合うことはあっても、望みが叶うことは無くなるのです。
そして、執着してしまうのは、深層心理にある思いがあるからです。
ある思いとは『怖れ』です。
例えば「どうしても結婚したい!」
こう言われる女性が多いですが、切望する人ほど波動がとても重いのです。
そんな彼女たちに、私はこう質問します。
「もし、結婚出来なかったら、どうなると思いますか?」
すると、
「親に認めてもらえません」
「友達から負け組認定されます」
「世間からバカにされます」
こういった言葉が返ってくるのです。
どれも『怖れ』です。
「どうしても結婚したい!」のは、怖れていることを避けるためなのです。
※深層心理(潜在意識)で怖れているので、ご本人は怖れに気づいていないことが殆どです。
どんなに婚活で笑顔を作り頑張っても「怖れ」の波動が出ます。
引き寄せるのは、怖れている現実(結婚できない、もしくは、幸せではない結婚)になります。
同じ波動が引き合うからです。
別のケースもご紹介します。
「成功したい!」と強く思い、ハードワークしていた男性もそうでした。
ハードワークの結果、仕事の成功(会社を2つ経営)は手に入れました。
でも、心の飢えは無くなりませんでした。
なぜなら、「成功したい!」と強く思ったのは「自分をバカにした同級生を見返すため」だったからです。
成功はしましたが、同級生と似たような人ばかりと出会い続けることになっていたのです。
「どうしても叶えたい!」
こう強く望むなら、この質問をしてください。
「もし叶わなければ、どんなことになると思ってるの?」
望みの深層にあるもの(怖れ)が現れてくるでしょう。
強く望むことほど、
「親に認めてもらうため」
「友達から負け組認定されないため」
「世間からバカにされないため」
こういう怖れが根底にあります。
怖れに根差した望みは、本当の望みではありません。
本当の望みではないので、仮に叶っても心から満たされ幸せを感じることはないのです。
※本当の望みは喜びに根差しています。
面白いのですが、怖れを癒していくと望みがどうでもよくなります。
実は、本来の幸せな自分に戻るほど、望みがなくなるのです(無欲になります)。
いつも幸せで満ち溢れるからでしょう。
そして、こうなると、ふと望んだことが自然に叶うのです。
この世界はつくづくパラドックスだと思います。
神様のイタズラかもしれませんね。
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